炭酸泉の基礎知識
炭酸とは水に二酸化炭素を溶け込ませたもので、水の中だけに存在します。
酸素より二酸化炭素のほうが比重が重いのでドライアイスは地を這うように広がるんですね。
空気より重い二酸化炭素の浸透率も酸素の25倍といわれてるようです。
二酸化炭素の比重は1.54(空気が1)です。
浸透力と比重は水より重く、奥まで浸透しやすいということです。
炭酸水で洗浄した場合、薬液を書き出す力は通常のお湯に比べて強いということになりますね、
パーマ工程で中間水洗のときなどに余計なパーマ液を除去するのに優れているということです。
炭酸泉のpHはだいたいpH4.8から5くらいです。
emの通常のシャワーからでるお湯もpHチャックすると7くらいありました。
炭酸泉だと弱酸になるんですね。
炭酸の効能ですが調べると色々と書かれてるのですが、正直僕はちょっと髪の風合いが良くなれば良いや位にしか思ってません。笑
メーカー側は難しい言葉を並べて、髪が健康になるくらいのことをいいますが・・・
サロンワークの中での技術工程に組み込むことによって、邪魔にならず少し感じが良くなればOK。
炭酸だけで髪が健康になるようなミラクルがあれば楽なもんですよねwww
ただ、髪にとって最大の効果はpHバランスとイオンバランスを整えることが最大の効果ではないかと。
アルカリに傾いた髪を弱酸に戻したりとかね^^
じゃあ高い炭酸器具とemのT2sysで何が違うかって言うと・・・・
温泉法では炭酸泉とは炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のこと。
日本の温泉法では、お湯1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)含んでいれば炭酸泉といえるようです。
中でもお湯1リットルに炭酸ガスが1g(1000ppm)以上溶けたものは療養泉として認められており、特に効果が高いといわれてるようです。
ppmとは百万分率のことで、皆が良く使う百分率(%)のもっと細かいやつです。
百分率が%で表すように、百万分率はppmで表記するんです。
1000ppmは何%かって言うと
1ppm=0.0001%
1000ppm=0.1%ということになります。
1リットル=1キロだとしたら、1リットルの湯に多くて1gの二酸化炭素しか溶けてない。
1気圧(皆が暮らす普通の気圧)では、どんなに頑張っても1リットルに1gがMAXなんです。
どんなに高い機械をつけてもこれ以上にならない・・・
安くてもちゃんと炭酸が出れば十分!!
結果
うちでは高い機械は買えません。爆