髪の細い方の縮毛矯正は気を使います。。。
なんです(;’∀’)
当たり前のことなのですが、髪が細い方ほど髪の体力がありません。(ダメージに対する許容範囲が少ないということ)
癖を伸ばすのは簡単、、、
と、オーバースペック(強すぎる)の薬剤を使うと必ず次回の来店時にダメージが嫌な感じに出てきちゃいます。
髪が細くてリッジが強い癖の方とかは苦手。。。。(;^ω^)
それでも最高を目指して頑張りますよ!!
最近は以前からやってたアルカリ矯正と酸性矯正のミックスでの中性矯正?みたいな感じでチオとスピエラ混合からチオとGMT混合に落ち着いてきました。
ま〜細かく言うとチオとチオグリセリンとシステアミンとGMTなんですけどね。。。
とか書いちゃうとお客さんは解らないのでスルーしてもらって結構です。
自分とスタッフの為に、その時どんな感じで矯正していたかの記録です^^
お客様はノンカラーで定期的に矯正で来店される方です。
定期的といっても矯正の周期は長く、長い周期でも耐えられる癖の強さなので針金のようにピンピンに矯正をかけないことにより長い周期を維持できます。(矯正をかけた個所と矯正をかけてない個所の境目ができにくいので)
モワモワって表面にある髪を見ればわかる通り、髪は細くペッタンコになりやすい感じですよね。
アルカリをなるべく抑えて髪に弾力を残しつつ、、、
アイロンも髪を潰しすぎないようなプレス力でしっかり水を抜く。
水が残ると癖が残る!!
均一なテンションとプレスで根元から毛先までの艶が整います。
もちろんトリートメント処理もしますが、一番大事なのは薬剤設定とアイロン操作!!
続いてはまた一段と細く柔らかく、定期的に矯正をかけていて毛先のほうにはデジタルパーマの履歴とホームカラーもされてます。
結構な履歴なので慎重にです。。。(-_-;)
一見根元の癖は弱く見えるのですが、全く縮毛矯正をかけないで放置するとウネリのせいでまとまりが悪くなる感じです。
今回はあまり長さは変えずストレートを御希望なので根元から毛先までお薬を乗せます。
ここでも超微アルカリGMTでじっくり攻めてみました。
毛先は中途半端にカールが残らないように、しっかりとアイロンを入れます。
毛先はアイロンを入れるパネルの幅を多めに引っ張らないように!!
しなやかであり芯のある髪に仕上がったと思います。
結構薬剤設定が難しい感じです。。。
こちらの方も細く柔らかく、明るめのヘアカラーをされてる縮毛矯正リピーターです。
かなり長い周期で、長さも腰くらいまであるので髪の重みである程度癖は伸びています。
事前にヘアカラーだけでご来店いただき、間を空けてからの矯正にしてもらいました。(産後で抜け毛が生えそろって無く根元のほうの毛の体力が回復していないため)
アルカリが残留してると、矯正の薬剤が猛スピードで加速してしまい怖い状態なのでなるべく別々の日で!
毛先の形状と質感劣化を調整する為、根元から毛先までお薬を乗せました。
超微アルカリGMT仕様です。
このような髪質は乾きやすくパサツきやすいので、しっかりと重みを出すためにオイルで調整します。
毛先まで綺麗な艶が整い、柔らかくしっとり重みのある感じに仕上がったと思います。
艶ピカしっとりです^^
どのような方でも、乾いてる時の癖の状況と濡れた時の癖の状況を見て薬剤設定をします。
『次回はどうする?』
を課題に、前回より少しでも自分の納得できる仕上がりのレベルに近づけれるように。。。。。
まぁ 納得できる日なんて来ないと思いますけどね(笑)