そういえば久大阪にいったんだよね〜 勉強しに・・・・
そういえば去年久しぶりに大阪に行ってきたんですよ。
いつの話してんだって話ですけど。笑
もちろん仕事で!
これで大阪は3回目だけど全部仕事・・・汗
まともに観光したこと無い。。。涙
ここからはお客様にはちと難しい話だとも思いますが、
パーマの新しい薬剤の講習に行ってきました。
ヌースフィットのFMCB。
発売前からちょっとした繋がりでメーカーの方からサンプルを頂まして、自分なりに試行錯誤して使っていました。
ヌースフィットの社長さんは毛髪科学の講習もしているような方で、その筋では有名な方です。
金沢では講習が無いので大阪まで受講しにいってきたんですよ。
もう4年くらい前かな?酸性還元剤として始めて世にでまわり空前のスピエラブームとなりました。
基本的にハイダメージ毛に対しての薬剤なので、メインに使うことは少なく棚の奥で眠っているお店も多かったと思います。
その後、中性でのシスアミの進歩によりスピエラが一時衰退した雰囲気もありました、時間がかかる、臭い、薬剤調合が面倒、値段が高いなど色々な問題点もありemでもよっぽどのダメージ毛の方しか出番がありませんでした。
今回発売のヌースのFMCBは今までのスピエラの使い方とは少し違ってスピエラのphをすこし上げて働きを早くする、尚且つアクティブにさらに還元剤をのせるW還元法。
スピエラは唯一キューティクルを膨潤させずにコルテックスのシスチン結合に作用する還元剤、従来の還元剤はまずマトリックスに作用してしまうので大きく膨潤させないとフィブリル間結合を切断することができない、大きく膨潤することによりSS結合が再結合しきれなくシステイン酸ができてしまう。
いかに1液タイムを短くして膨潤を少なく、しっかりと2液で再結合率を高めるかが問題ということ。
そこで、今注目されているクリープ法とスピエラのFMCB理論が重要ってことなのだと思う。
色々試してきて確かにスピエラが必要な毛って言うのはあるし、スピエラ特有の質感が出やすい毛ってのも掴んできたかもw
なんでもかんでもこれ(薬剤)でいっとけーって感じにはできないのは当たり前。
暫く封印していたスピエラも少しづつ日の目が当たるポジションに移動しないといけないかなーと最近は思う。
emで対象になるのはやはり矯正毛!
今までのアプローチはシスアミが殆どでしたがどうしてもパサ付く人もいて。。。。
正直使いどころは縮毛矯正毛が多くなると思うが、スピエラまで使わなくていいようなパーマをしたいと思うもんだが。笑
昭和電工 『スピエラ』