クリープパーマとHRBK(北陸理美容研究所)とは?『第2のクリープ工程』 NO.4
還元度合いと中間水洗(第一のクリープ工程)でもうすでに今までのパーマ技術と変ってきていると思われます。
MAX10分の還元と中間水洗だけでこれだけのウエーブがつくのか!!
今までの長時間の還元時間は何だったのだろうと思った方もいると思います。
パーマの一番のダメージは還元時間ですよね。
MAX10分と書きましたが、できるだけ短い時間になればなるほどダメージは少なくなりますよね。
還元時間をなるべく短くしてクリープ工程で目的のカールまで持っていく!!
低還元高クリープを目指したいところですよね。
第2のクリープ工程、中間水洗後はスチーム・蒸しタオル・遠赤といった器具を使用していきます。
クリープパーマのロッドなども蒸気流動の良いアニオンロッドやスピックさんのパンチングシートなどもいい結果が出ています。
ペーパーも蒸気が通りやすいような穴あきのレースカーテンなどもいいですね。
中間水洗後一度常温の水で冷却し温度が下がってからスチームなどで第2クリープ工程に入るわけです。
上記のデーターをみても解ると思いますが、4分間のスチーム工程後すぐに2液で強制冷却方法や自然放置5分後2液といったように、完全に常温に戻すか強制的に冷却する方法がウエーブ効率が上がるようです。
こういった温める冷やすといった工程を何度も繰り返すとウエーブ効率は上がるのか?と、思いがちですがそうでもありません。
下記のデーターを見てください。
スチームクリープ4分冷却1サイクル(NO.013)のウエーブ効率が一番高いように、ただ蒸気を当てっぱなしにするだけではなくある一定の温度まで上がることが重要なのだと思います。
サイクルが多くなると逆にウエーブ効率が下がってしまいます。