クリープパーマ検証実験。HRBK研究グループ活動
昨日はemにて朝9時から18時までの講習。
講習というよりも実験してました。
同業者の方が何名か集まり、今話題になりつつあるクリープ期を利用したパーマ工程を模索するため、暗くてオタクな実験です。笑
正直、技術者の僕たちがここまでしなければいけないのか?
というような考えもありますが、まだまだ謎な部分も多い毛髪。
色々な実験をすることにより、お客さんにはより良いパーマシステムを提供できるよう信じて今回で2度目の講習です。
メーカーさんなどの情報をもらうのも良し、自ら実験することにより真実のデーターが出てくるときもあります。
こればかりはやった者しかわからない真のデーターです。
どういった内容かと言いますと、メーカーさんが公表してくれる薬のパワーが正しいか?
クリープを利用し、サロンワークでより効率よくウエーブ効率をUPさせる方法はいかなるものか?
など山のような課題があり、これまた地道な作業が続くのです。。。滝(;´∀`)
これなんだか解りませんよね?
薬剤の正確なパワーなどを調べるための研究機関やメーカーさんなどが使うキルビーロッドといわれるものです。
20本の毛を一束にしてこのロッドに巻いて、それぞれ時間や工程を変えてウエーブ効率を検証していくわけです。
毛束を作るのが超暗い作業なんですよねー。
こんなロッドも市販では売ってなくて殆どの美容師さんも持っていないでしょう。
だって自作品ですから。。。。
お付き合いのあるデーラーさんの自作品なんです!!
このようにパーマ液に漬け込んでタイムの違いからくるパワーの違いなどを調べます。
毛束をロッドから外した状態です。
グラフの上に置き、各毛束の長さを調べてウエーブ効率の違いを数値化していきます。
見てて嫌になってきますよね、地味で。。。。。。笑
後は、クリープに有効とされている湿熱や乾熱の正確なデーターを調べるために、
ウイッグを使って正確なキャップ内の温度を温度計で調べたり、ドライヤーキャップを使用して乾熱の温度を調べたりします。
色んな機器があり、温度設定機能なども付いてたりはするのですが本当にその温度になっているのか?実際の温度はどれくらいか?
かなり機械によったり、頭の部位によったりで温度が変わるんですよね。
自分が使っている機材が本当に実質温度がどれくらいかは調べないと毛髪のダメージ度合いなどに影響してくるのです。
このように噴射距離などによる温度変化なども調べ、より効率よくサロンワークでクリープ期を利用したパーマを皆様に提供できるように実験するくらーい講習でした。^^
公表とは違うデーターなども出てきて本当に必要なことは何か?!!
やった者にしか解らない事が出てくることもあるのです。
こういうことの積み重ねが新しい技術の発展にも繋がり、検証結果と照らし合わせ、サロンワークでしっかりと裏付けのある真の技術を提供できるように頑張って行きたいと思います。
僕達の仲間HRBK研究グループ
今回の参加者
大阪ファッションさん
RiCE Hair Designさん
hairpleasureさん
elzaさん
ヘアーブティック・JUNさん
ゴメスさん
トイヤンさん
皆熱い仲間です^^
昨日はおつかれさまでした!
こうやって写真を見ると・・・
本当に地味ですね(笑
だけどお客さんに喜んでもらえるように
またお互い頑張っていきましょう^0^
ありがとうございました!
ライスさん
お疲れです。
お互いに刺激しあえる仲間ができて良かったです。
まだまだ頑張りましょう!!
またよろしく?
お疲れさんでした?
毎度・毎度、お店使わせてもらって
ありがとさーん。
差し入れまで、いただいちゃって。
また、毛髪と格闘しようねー
>つよぽんさん
お疲れでした。
皆を引きずり込んだみたいでごめんね^^
必ず良い結果に結びつけようね。
頑張ろう!!