クリープパーマとHRBK(北陸理美容研究所)とは? 『中間水洗』 NO.2
毛髪の科学でもかかれている様に『すすぎ後は・・・』
キーワードは中間水洗。
皆さんパーマ技術における1液還元後の中間水洗はしていますか??
中間水洗の役割は?
薬剤をしっかり流す、不必要な還元をさせないため還元剤を流すことが一番の中間水洗における条件だと思います。
まずこの図を見てもらいましょう。
初期のHRBKの実験データーです。
中間水洗の有り・無し、処理剤の有り無しによるウエーブ効率のデーターです。
このデーターはクリープ処理をしてなく、あくまでも中間水洗と処理剤との関係だけです。
中間水洗有りと無しだけのウエーブ効率では大差はないがそれでも中間水洗有りのほうがウエーブ効率が上がっています。
処理剤が絡む工程になると中間水洗有り無しの差が大きくなってきます。
何か中間で処理をするには、一度還元剤を流しリセットするといった中間水洗が大事だということがわかってきます。
中間水洗無しで処理剤を付けるような工程では中間水洗無しで即2液のウエーブ効率となんら変わりがありません。
タンパク流失などを意識しすぎて中間水洗をしない、簡単に終わらせるといった好意はクリープパーマ技術における最大の失敗に繋がります。
上記のデーターはギルビーロッドでのテストのため毛髪量も20本と少ないので中間水洗は1分という設定にしてありますが、通常のロッドでワインディングした場合はできたらシャンプー台で、もしくわ大き目のアプリケーターで3分ほどは中間水洗してみてください。
そのときの水温も熱いと感じないくらいの熱さで(なるべく熱め)で中間水洗します。
中間水洗が3分終了後一度テストカールしてみてください。
1液塗付後のテストカールと中間水洗後のテストカール、この2回テストカールを行います。
びっくりする結果が見えてきますよ^^
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テストカールは重要ですね。
そこ曖昧にすると微妙なコントロール身に付かないしw
>えるざさん
ですね。
この中間水洗後のテストカールはかなり肝になってきますよね!!
ここでのテストカールで再度薬剤塗付かクリープに入るかにも分かれますよね。