クリープパーマとHRBK(北陸理美容研究所)とは? 『還元度合い』 NO.3
前回の日記で中間水洗が大事なことは理解できましたかね?
中間水洗後のテストカールなど試されましたか?
今までの1液を塗付した後のテストカールと中間水洗後のテストカールで中間水洗後もう一度テストカールすると更にウエーブ効率が上がってることは実感できたと思います。
これは1剤のアルカリ剤と中間水洗時の水と入れ替わりズレ(クリープ)が起きているわけですね。
そうなんです!中間水洗時にすでにクリープが始まっているって事なのです。
この中間水洗の段階を我々は第一のクリープ工程としています。
それでは今までの還元(1液放置タイム)+中間水洗3分では強くなりすぎではないでしょうか?
この後の中間水洗後にクリープタイムを更に置くことでまた一段とウエーブ効率は高くなります。
じゃあどれくらい1液タイムを置けばいいの?っことになりますよね。
下記のデーターはオレンジコスメ社のワンダーカール9.2を元に時間と還元度合いをテストしたデーターです。
グラフを見てお分かりのように10分までは急激に右肩上がりで、10分以降はなだらかな右肩上がり。
要は10分までは還元スピードが速い、10分以降になるとだらだらとしか還元しない。
10分経って目的のカールまで全然達していないということになると、それ以降はなだらかな右肩上がりなのでなかなかウエーブ効率が上がらないといったことになりますよね。
10分経っても目的のウエーブに達していないということになると、薬の設定が弱かったということになると思います。
10分以降になるとだらだらとしか還元しなく、毛髪にただダメージを与えてるだけ!!
この10分以内が勝負!!
じゃあ10分経っても弱かったらどうすの?って方は
次の日記でw
・クリープパーマとHRBK(北陸理美容研究所)とは? NO.1
・クリープパーマとHRBK(北陸理美容研究所)とは? 『中間水洗』 NO.2